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<奥蓼科・御射鹿池>温泉や別荘計画…東山魁夷の風景残して (毎日新聞)  

<奥蓼科・御射鹿池>温泉や別荘計画…東山魁夷の風景残して (毎日新聞)

 東山魁夷の代表作「緑響く」のモデルとして知られる長野県茅野市奥蓼科の御射鹿(みしゃか)池周辺で、日帰り温泉や別荘を建設する計画が浮上している。80~90年代にリゾート開発が相次いだ蓼科地域だが、現在は空き地や空室も目立つ。県は開発にゴーサインを出し、業者側も「自然環境に十分配慮している」と説明するが、地元住民からは「今ある自然を売りものにして」と再考を求める声が上がっている。【渡辺諒】

 御射鹿池周辺は八ケ岳中信高原国定公園に指定され、美しい自然に触れようと多くの観光客が訪れる。「緑響く」は魁夷が82年に周囲の森林が池に映る情景を描いたもので、最近は液晶テレビのCMにも使われて話題になった。


 開発計画を進めているのは「長谷工コーポレーション」(東京都港区)。茅野市などによると、同社は97年10月にホテルやリゾートマンションなど計255.4ヘクタールの開発許可を県などから得た。


 しかし、調整池に利用しようとした蓼科ダムが、田中康夫前知事の「脱ダム宣言」で建設中止になったうえ、06年の市条例改正で標高1600メートル以上の開発も規制され、同社は計画を縮小。池周辺に点在する3カ所の土地(計26.7ヘクタール)に日帰り温泉施設と別荘を建設することにし、08年12月に県の許認可を受けた。


 計画によると、温泉施設は池に接する県道近くに建設され、別荘も近くの尾根上につくられる。地元住民から「景観が損なわれ、がけ崩れの恐れも高まるのでは」と心配する声も上がっており、「三井の森いずみ平住民有志」の近藤日佐子代表(58)は「今ある貴重な自然を売り物に観光客を呼ぶ方法を考えて」と訴える。近くで温泉旅館を営む矢崎美一さん(63)も「自然が売りの湯治場なのに、どうなってしまうのか」と懸念する。


 一方、長谷工コーポレーション広報IR部は▽開発予定地は県道から20メートル以上奥▽周辺の木の高さは約20メートルで、建物は約10メートルを予定しており、林に隠れる▽建物の色は目立たない茶系統や緑にする――と説明。「当社としては自然環境に十分配慮している」とコメントしている。

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